2009年4月例会報告

本日、岡山大学総合研究棟2階演習室において、小学館から刊行された『日本の歴史』10~12巻の合評会を行いました。
定兼(10巻)、沢山(11巻)、久住(12巻)の三氏が書評を行い、参加者からも感想・意見を出して貰いながら会を進めました。10巻執筆者水本邦彦さん、12巻執筆者倉地克直さんも参加してくださり、丁寧に疑問や意見に対してコメントをしていただきました。

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「斬新」「わかりやすい」という感想が多く聞かれましたし、地域史から日本史を語ることができることを改めて教えて貰ったという意見もありました。

また、洛中洛外図などの絵画資料をより積極的に見ていくきっかけになったというコメントもあり、これまでも行っていた参加者それぞれの取り組みの中に、様々な刺激を与えてくれるシリーズとなったようです。

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本日の合評会については、後日発刊予定の会誌に反映する予定です。詳しくはそちらをごらんください。

次回は、5月23日(土)13:30から、岡山大学文学部1階史学合同演習室にて、難波 修さんが「吉備前鑑」に関する報告を行います。ふるってご参加ください。

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