お知らせ

4,5月例会のお知らせ

岡山地方史研究会の皆様

 4、5月例会を下記の要領で行います。ご参加下さいますよう、お願いいたします。

4月例会

日時:4月15日(土)13:30~

場所:岡山大学総合研究棟2階演習室(5)

題目:池田光政書写本について~和歌関連資料を中心に~

報告者:原 豊二さん(ノートルダム清心女子大学)

5月例会(日にちを替えております)

日時:513日(土)13:30

場所:岡山大学総合研究棟2階演習室(5)

報告者・題目: ○板谷真由さん「17世紀後半の新吉原と浅草田町」

         ○山田祐理子さん「近世後期備中の用水組合と地域自治ー都宇郡沢所組の事例からー」

その他:例会後に懇親会を行う予定です。こちらについては、後ほどお知らせいたします。

 

岡山地方史研究会

内池英樹

 

2017年4,5月例会について

岡山地方史研究会の皆様


4
月例会を下記の要領で行います。ご参加下さいますよう、お願いいたします。

なお、5月例会についても、下記の通り調整をしております。


4月例会

日時:4月15日(土)13:30~

場所:岡山大学総合研究棟2階演習室(5)

題目:池田光政書写本について~和歌関連資料を中心に~

報告者:原 豊二さん(ノートルダム清心女子大学)

 

5月例会

日時:520日(土)13:30

場所:岡山大学内

報告者・題目:調整中

2017年3月例会報告

 3月例会を、岡山史料ネットワークセミナーの合同例会として開催いたしました。今回の参加報告は、愛媛県から来られた岡本佑弥さんに参加記を寄せていただきました。
 以下は、岡本さんの参加記です。

(参加記)

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4()、岡山地方史研究会3月例会・2016年度岡山史料ネットセミナーが合同開催されました(参加者:14名、会場:岡山大学文学部会議室)。本例会は、昨年12月に愛媛県松山市で開催され、岡山史料ネットが後援・報告を行った第3回全国史料ネット研究交流集会での議論をもとに、岡山史料ネットの役割を考える場として設けられました。全国史料ネット研究交流集会では、全国各地における地域の歴史資料を保全する実践が報告されています(集会の予稿集はhttp://henro.ll.ehime-u.ac.jp/post-1100/に掲載)

本例会の概要は次の通りです。

上村和史「岡山史料ネットの活動と各地の動向」

首藤ゆきえ「第3回全国史料ネット研究交流集会へ参加して考えたこと」

以下、各報告の内容を紹介します。

 上村報告では、近年の岡山史料ネットの活動として、岡山県文化財等救済ネットワーク(県ネット)とのさらなる連携の在り方が示されました。さらに新たな活動として、災害に即応した史料レスキュー用物資の備蓄状況調査とその意義について説明がありました。全国史料ネット研究交流集会でも報告された上村さんは、各地の動向として、愛媛資料ネット、地域史料保全有志の会の実践を、ご自身が活動に参加された時の写真を用いて、わかりやすく紹介されました。

 

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 首藤報告は、全国史料ネット研究交流集会の各地の報告内容を、岡山史料ネット及びご自身が勤務されている井原市での活動において、いかに活かしていくかを提起したものでした。その中で報告者は、災害時における史料ネット、県、市町の役割分担を協議する必要性を挙げられていました。このことは、初動をより迅速に行うためにも、不可欠のことであると考えられます。長年、市史編さん事業や文化財行政に携わる首藤さんは、文化財や市史編さん関係史料の所在確認調査を継続して行っておられます。それとともに、地域の災害の歴史を市民へ伝える小まめな展示や講座の実践について紹介されました。

報告後の議論では、県ネット(自治体文化財担当者)との連携、「予防ネット」として発足した岡山史料ネットの在り方についての大きく二点が主題となりました。

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愛媛大学大学院生として愛媛資料ネットの活動に携わっている筆者は、岡山史料ネットの活動に初めて参加させて頂きました。愛媛資料ネットは、2001年の芸予地震直後に発足しており、事前から災害発生に備える目的で発足した「予防ネット」である岡山史料ネットとは発足の経過が異なります。議論のなかで言及された通り「予防ネット」であることは、岡山史料ネットの特徴であり、今回の両報告からも日常から「緩やかな連携」のもとに資料保全活動(とその準備)を行うことの重要性が示されたと考えます。

 貴重な報告をして頂いた上村さん、首藤さん、ありがとうございました。(岡本佑弥)

※4月以降の例会については、現在調整中です。決まり次第お知らせいたします。

特別講演会「資料にであって、ときめいて」のお知らせ

当会の定兼学会長の記念講演会が、3月12日(日)午後1時半から3時まで、きらめきプラザ401会議室にて行われます。定員は、100名で、事前申し込み不要、入場料は無料です。

3月の月例会は、3月4日に行いますが、こちらにもぜひお越し下さい。

なお、詳細については、岡山県立記録資料館までお問い合わせ願います。


三月例会のお知らせ

会員の皆様
岡山地方史研究会の三月例会は、下記の「2016年度岡山史料ネットセミナー」と合同開催となります。
懇親会への参加を希望される方は、お手数ですが、上村さんまでお申し出下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。

2016年度岡山史料ネットセミナー
【開催趣旨】
 昨年、全国各地の史料ネットが一堂に会し、第3回全国史料ネット研究交流集会が開催されました。そこでの議論をふまえ、各地での活動に学びつつ、岡山史料ネットの役割を考える場にしたいと思います。
 ぜひお集まりいただき、議論と交流を深めていただきますよう、お願いいたします。
【開催日時】
2017年3月4日(土)13時30分~16時30分
【会場】
岡山大学文学部会議室(文法経1号館2階)
【スケジュール】
13時30分~14時15分 上村和史「岡山史料ネットの活動と各地の動向」
14時15分~15時   首藤ゆきえ「第3回全国史料ネット研究交流集会へ参加し考えたこと」
15時15分~16時30分 コメント、意見交流
【備考】
・岡山地方史研究会3月例会と合同開催
・終了後、岡山駅周辺にて懇親会を開催します。懇親会への参加を希望する方は、事前にお申し込みください。
連絡先:k.uemura05[a]gmail.com([a]を@に変えてご送信ください)
締め切り:2月25日(土)  担当:上村
【問い合せ先】
今津勝紀 
〒700-8530 岡山市北区津島中3-3-1 岡山大学文学部
TEL:086-251-7408
Email:kimazu [a]cc.okayama-u.ac.jp([a]を@に変えてご送信ください)

チラシは、下記からダウンロードできます。
「2016.pdf」をダウンロード

2017年1月例会報告

129()1月例会を行いました(参加者:6)。辰田芳雄さんが,「林原美術館蔵池田光政自筆・岡山県立博物館蔵池田綱政自筆「古文孝経和歌」について ―明応二年四月二日一条兼良十三回忌追善の勧進和歌の発見― 附録:文明十二年九月一日起日後土御門天皇主催着到和歌」と題して,報告をして下さいました。

報告では,まず一五世紀後半から一六世紀前半に流行した着到和歌の概要について,お話くださいました。この着到和歌の中で『孝経』を題として詠まれたものが一条家に伝わり,池田光政は,次女の輝子が一条家へ嫁いだことから詠古文孝経和歌を入手したのではないかと推測されていました。

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報告後の質疑応答は,大名が和歌を写す意味は何かという点を中心に進みました。池田家に限らず,近世には多くの大名が様々な和歌の抜き書きをしています。辰田さんは,それは公家文化への憧れにとどまらず,中世以来の朝廷を中心とした伝統を利用することが,大名による支配への権威付けに寄与するものではなかったかと述べられていました。また光政が和歌の中でも詠古文孝経和歌を写したことについては,儒学を推進した彼の政治行動を裏付けるという側面が考えられるのではないかとも述べられました。

辰田さん,ありがとうございました。(小野)

2017年1月例会のお知らせ

会員の皆様

明けましておめでとうございます。今年も、どうぞよろしくお願いいたします。

1月例会を、下記の通り行います。ふるってご参加下さい。

なお、2月以降については、調整を行っております。決まりましたらお知らせいたしますので、今しばらくお待ち下さい。

☆1月例会

報告者:辰田芳雄さん

タイトル:林原美術館蔵・岡山県立博物館蔵池田光政・継政自筆「古文孝経和歌」について―一条兼良十三回忌追善の勧進和歌ー

附録:文明十二年九月一日起日後土御門天皇主催着到和歌

日時:1月29日(日)13時半~

場所:岡山大学総合研究棟2階演習室(5)

内池英樹

12月例会報告

12月4日(日)午後に、12月例会を行いました。

今回は、次田元文さんが「岡山藩の医者について」と題して報告してくれました。

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岡山大学附属図書館にある池田家文庫の史料を用いて、岡山藩の医者の組織の全体像を明らかにしようとしたもので、どのような役割分担をしていたのかや、誰がその役職を勤めたのか等、具体的に説明されました。

参加した方からは、牛窓等の在番があったところにいた医者が、どのような理由で異動してったのかや、医者の後継者はどのように定められていったのか等について、質問が出る等しました。
次田さん、貴重な報告をありがとうございました。

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その後、総会が行われました。総会では、来年の会長及び委員の人選や会の予算等について報告をがありました。

2017年の体制
会長:定兼 学
編集局(局長)倉地克直 (局員)沢山美果子、三宅正浩、山下 洋
事務局(局長)村上 岳 (局員)小野功裕、内池英樹、久野 洋、東野将伸、上村和史
会計監査 金谷芳寛

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

来年1月の例会は、1月下旬を予定しています。決まりましたら、お知らせいたします。

11月例会の報告

1119()11月例会を行いました(参加者:9)。飯島章仁さんが、「岡山市立図書館所蔵の山田貞芳旧蔵書について」と題して、報告をして下さいました。

 山田貞芳氏は、明治から大正期にかけて岡山地域で活躍した歴史家であり教育家です。山田氏の蔵書は昭和3年に山田文庫として約3,500冊余が岡山市立図書館に寄贈されましたが、岡山空襲の際に大半が焼失し、現在80数冊が残っています。

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 例会では飯島さんが山田文庫の内容を、詳細な目録を作成して紹介してくださいました。また、岡山藩に学者として仕えていた小原大丈軒の著書や彼が筆写した書物が山田文庫に多く含まれていると指摘されていました。

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 報告の最後では、山田文庫の中には保存状態が悪いものもあるため修復を進めていくとともに、そのような状態の史料を一般に広く公開していくためにも、史料のデジタル化をより一層進めていく必要があると述べられました。

飯島さん、ありがとうございました。(小野)

12月例会については、先にアップした記事をご確認ください。


11月・12月例会のお知らせ

岡山地方史研究会員の皆様

今まで契約していたサーバーが、ホームページサービスを終了したため、下記のところへ移設しています。
また、次回例会の案内についても、例会報告を行っていたところに集約いたします。ご了承下さい。

新HP:http://www.geocities.jp/okayama_chihoshi/

例年10月に例会を行っておりますが、今年は11月に下記の日程で行うことにいたします。

日時:11月19日(土) 13:30~16:45

場所:岡山市立中央図書館2階会議室

報告者:飯島章仁さん

題目:「岡山市立図書館の山田貞芳旧蔵書について」

備考:当日は、岡山市立中央図書館を利用して行います。駐車料金等は、実費をご負担ください。

☆12月例会

日時:12月4日(日) 13時~17時
場所:岡山大学総合研究棟2階演習室

報告者:次田元文さん「岡山藩の医者について」
      内池英樹「新出資料の紹介(仮)」
例年行っている総会も行う予定です。忘年会については、現在検討をしています。行うことになりましたら、改めてお知らせいたします。