2010年1月例会は,内池が玉野市内旧家所蔵の屏風の裏張り文書を整理した結果を報告いたしました。
報告で検討結果を聴いていただいたところ,推定している内容で良いだろうというお話になり,正式に岡山藩士河合源五郎関係の文書の一部であることを確定いたしました。断簡も多いのですが,丹念に見ていくことで,幕末から明治初期の岡山を考える上で,興味深い情報を与えてくれる資料もあります。
このように史料を保存していくためにも,いろいろなところで「史料は大切ですよ」と呼びかけていくことが大切ではないかという話もいたしました。
本日参加してくださった4名の方には,直接史料を手にとっていただき,いろいろな話をして盛り上がりました。
ご参加くださった皆さん,ありがとうございました。次回2月例会は,以下のものと兼ねることにいたします。ふるってご参加ください。よろしくお願いいたします。
2009年度史料ネットセミナー
”災害から歴史遺産を守る!”
●今津勝紀(岡山大学)
「歴史遺産の保全と活用をめぐる地域力」
●松下正和(神戸大学)
「水害と歴史資料」
●河野未央・吉原大志(神戸大学)
「水損した歴史資料の保全方法」
*日時:2010年2月13日(土) 13:30~17:00
*場所:瀬戸内市中央公民館多目的ホール
〒701-4221 瀬戸内市邑久町尾張465-1
*参加無料!!
●主催
岡山史料ネット・岡山県立記録資料館・岡山大学文学部
●後援
瀬戸内市教育委員会
問い合わせ先〒700-8530 岡山市北区津島中3-1-1
岡山大学文学部日本史研究室
今津勝紀(086-251-7408 kimazu@cc.okayama-u.ac.jp)