本日,10月例会を開催いたしました。報告者は,久野洋さん(大阪大学大学院)で,タイトルは「明治中期における岡山県の政治状況」でした。当初のタイトルと異なっていますが,後に首相となる犬養毅や明治30年代の岡山県内の政治状況についてお話いただきました。
本報告は,今年度末に提出予定の修士論文の一部であるため,ホームページでの詳細な紹介は控えたいと思います。話の概要としては,全国と比較して進歩党系勢力が優勢だったた岡山県独特の状況や,犬養毅やその他の政治家の動向について,丹念な資料収集・分析を行い,明治30年代が一つの画期ではないかと指摘されました。いずれ,何らかの形でその成果を公表していただけると期待しています。
参加者は9名と少なめでしたが,久野さんの情熱と誠実な研究姿勢に刺激され,とても議論が盛り上がる会となりました。皆さん,本当にありがとうございました。
次回例会は,12月18日(日)13時からとなります。ふるってご参加ください。