6月30日(土),6月例会を行いました(参加者:15名)。三宅正浩さんが「八月十五日付池田輝政書状をめぐって ―天正十八年、池田輝政の三河吉田入部―」と題して報告してくださいました。
三宅さんは新出の史料を用いて,池田輝政の三河吉田への移封をめぐる池田家の動向を検討されました。豊臣政権による小田原攻めから奥羽仕置といった軍事行動の中で,池田家が移封という事態に対してどのように対処していたのかを,史料から読み解いておられました。
報告後の討論では,史料の解釈について多くの意見が交わされました。また,当時の大名家の意思決定の在り方や家臣団編成といった点にも議論が及びました。
報告していただいた三宅さん,ありがとうございました。(小野)
次回の7月例会は下記の要領で行います。ふるってご参加ください。
〇7月例会
日時:7月28日(土) 13:30~
場所:岡山大学総合研究棟2階演習室(5)
報告者:内池英樹さん
題目:伊木忠澄旧蔵文書の紹介
なお,当日18時から懇親会を行う予定です。参加を希望される方は,7月20日までに小野まで(kosuke.051.o.1011(アット)gmail.com (アット)の部分を@へ変更してお送り下さい。)ご連絡いただきますよう,お願いいたします。