『岡山地方史研究』129号の発刊について

『岡山地方史研究』129号が発刊されました。内容は、次の通りです。順次,会員の皆様には郵送されたのではないかと思いますが、購入を希望される方がおられましたら、内池までご連絡ください。

岡山地方史研究第129号 2013.5
論文 岡山藩前期における儒葬墓-藩主及び家臣・陪臣を中心に-…北脇義友(1)
論文 岡山藩池田家における分家大名への認識とその活動…藤尾隆志(28)
博物館・展示会めぐり 京都国立博物館特別展覧会「宸翰 天皇の書-御手が織りなす至高の美-」(2012年10月13日~11月25日)を観覧して…辰田義雄(41)
博物館・展示会めぐり 岡山県立記録資料館 平成24年度企画展「おかやまの名物・名産」…東野将伸(46)
岡山県地域史研究文献目録(中世の部)…(52)
編集後記…(48)

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2009年7月例会報告

7月例会は,薗部寿樹さん(山形県立米沢女子短期大学教授)による「岡山県の名主座(宮座)について」の報告でした。薗部さんは,自治体史を活用するだけではなく,可能な限りの史料調査やフィールドワークもされており,山形県米沢市にお住まいにもかかわらず,非常に具体的なご指摘もあり,興味深い報告でした。
名主座が,中世以降どのような形で残ってきているのか等についても指摘されており,近世,近代を研究する参加者にとっても,有益な情報提供であったと思います。
詳しくは後日会誌に原稿を投稿していただけるということなので,そちらの方をお読みいただければと思います。
9月例会を下記の要領で行います。ふるってご参加ください。
なお,当日は15巻の執筆者で,編集委員の大門正克さんもこられる予定です。例会終了後,懇親会も予定しております。

日時:9月19日(土)13:30~17:00
場所:岡山大学総合研究棟2階演習室
内容:小学館『全集 日本の歴史』近代部分3巻の合評会
・『日本の歴史 13』(担当:首藤ゆきえ)
・『日本の歴史 14』(担当:山下洋)
・『日本の歴史 15』(担当:井本真理)
・近代の巻全体のコメント 倉地克直