今回は,妻鹿淳子さんが、「万喜の手紙が語る旗本の生活」と題して報告してくださいました。
岡山県北の旧家に残されていた万喜に関する書状20数通を丁寧に分析し,その結果をまとめた内容でした。非常に多くの内容であり,この例会の時間の中で全てを紹介することはできなかったようですが,参加した方との質疑応答が盛り上がったことから考えても,非常に興味深いものでした。
近世後期に旗本の妻であった万喜が見た近世社会はどのようなものであったのか,万喜から見た家とは。など,一つ一つの話題が,女性という視点はもちろんですが,近世社会を考えていく上で貴重なものだったように感じました。
妻鹿さん、貴重なお話をありがとうございました。
終了後には,会誌120号の発送作業を行いました。お手元に近々届くと思いますので,お楽しみに。振り込み用紙が入っている方は,お手数ですが会費の納入をお願いいたします。
次回は、5月15日(土)13:30~です。