2014年10月例会報告

 10月18日に行われた10月例会では、大阪大学大学院文学研究科M2の蒲谷和敏さんが「第一次世界大戦期の社会変容と水道―兵庫県尼崎市の水道布設をてがかりに―」と題して、報告してくれました。

 本報告は、今年度提出する修士論文に向けての準備報告ともなりました。第一次世界大戦前後に急速な工業化を遂げた尼崎地域を対象に、上水道がどのように整備され、その際にどのような問題や矛盾が生じてきたのかに注目することで、「新興工業都市」の特徴を浮かび上がらせようとしたものでした。

1_2
 質疑応答では、水道布設に関わる地域住民・行政・工場など諸主体の相互関係、内務省の水道政策の特徴、当該期の社会変容の内実、水道問題の固有性、尼崎の事例と先行研究との関連など、論点は多岐に亘りました。

 蒲谷さんからは、自身の問題関心や尼崎地域を取り上げる意義も含めた積極的な応答があり、参加者はやや少なめでしたが、議論は盛り上がりました。
修士論文提出後には、いずれ学術雑誌に発表されてくれるものと期待します。
蒲谷さん、どうもありがとうございました。
 

 今回は、久野洋さんが会の様子を紹介してくれました。ありがとうございました。

 次回例会は、11月29日を予定しています。詳細は、掲示板に出しますので、そちらをご確認ください。
 例会報告を希望される方は、ぜひご一報ください。お待ちしています。2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。