本日、2月例会を行いました。報告は、森脇崇文さんで、「永禄末~天正初期の備作地域と織田・毛利氏」という内容でした。
もともとは10年前に研究していた内容を、これまでの成果を盛り込みながら、戦国大名の毛利氏と織田氏の戦いの場と化した備作地域の状況を考察した結果を報告してくれました。
いくつかの段階にわけて、当寺の様子を再現・考察していくことにより、毛利氏と織田氏だけではなく、宇喜多氏やその他の有力国人たちがどのように動いていったのかを分かりやすくお話いただきました。
質疑応答では、史料の解釈や当寺の国人領主の可能性、寺院勢力と宇喜多氏との関係など、興味深い話が多く、17時まで目一杯盛り上がりました。当日は、徳島県や兵庫県、遠くは石川県からの参加者がありました。ありがとうございました。
なお、今回の報告内容を文章化されるということですので、参加していない方へのレジュメの配付は行いません。ご了承ください。